アパートと光回線

 去年の7月に仕事を辞めてから、8ヶ月近くふらついた後、今年の4月で再就職となった。
 また実家を離れたが、突貫で引っ越したため、色々と拠点(アパート)の態勢が整っていない。
先日、洗濯機が届いたが、冷蔵庫はまだない。正直、このシーズンの引越しを舐めていた。

と、まあそんな状況だが、一番しんどいのはネット回線がまだ来ていないことにある。これは繁忙期というのもあるが、今回引っ越したアパートにそもそも光回線設備がないというのも大きい。築20年以内ということもあり、「さすがに来てるだろ」と思い、不動産屋に確認しなかった自分も悪い。

申し込んで通信事業者に言われたのが、まず「回線設備が一切ないため、マンションタイプでなく、ファミリー(戸建)契約になる」ということだった。調べて知ったが「集合住宅の場合、4戸以上の契約が見込めないと共有設備として置かないため、戸建契約になる」らしい。

さらに業者から言われたのが「不動産屋(管理会社)への穴あけビス止め工事の認否確認」である。これも調べて知ったが、光回線の工事というのは基本的に建築物内の配管(電話線が通っている)やエアコンダクトに光ファイバーケーブルを通すため、穴あけやビス止めは必ずしも発生しない。ただ古い物件や配管自体が破損していた場合は、穴あけが必要になる。
不動産屋に確認したところ、「光回線を引くのは問題ないが、穴あけやビス止めは許可できない」との回答だった。
その回答をもって通信事業者に再度申し込んだところ、「事前調査で穴あけビス止め無しで工事できるか確認する。もし不可能だった場合は諦めてください」との回答が返ってきた。

月末に調査予定だが、開通できるかは未定である。光回線ひとつ引くのにここまで面倒になるとは想定外だった。今後、引っ越す際はネット環境は絶対確認すべきと思った。