洗濯乾燥機

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 去年、限界状態に陥り、かろうじて持ち直した直後に思い立ったのが、洗濯乾燥機の購入。「何で?」と思われるかもしれないが、追い込まれた人間は家事ができなくなる。その軽減、打開策である。本当に追いつめられると家事はおろか立ち上がることすらできなくなる。そんな状態を経験すると、いつまた家事ができるか分からない。いや家事に使う労力が自分を追い詰めたのでは?とまで思い購入したのが、洗濯乾燥機である。今回はその洗濯乾燥機を購入して約一年が経過したためレビューをあげる。

 

 購入したのはパナソニック製、Cubleシリーズの中でも廉価機種のNA-VG720。同シリーズの上位機種には洗剤、柔軟剤の自動投入、エコナビが付いているが、廉価版のため本機種には非搭載。上記の機能は非常に興味があったが、スペースの制約上、本機種を選択せざる得なかった。ちなみにこのシリーズ水温を15、40、60℃と選択できるため(30℃は特定のコースでのみ使用可能)、洗浄力を上げられる。

 

 一年間使った感想としては不満は特にない。むしろ生活が改善された。縦型の乾燥機無しを使っていた時は、洗濯したまま槽内に放置ということがザラにあり、臭いを気にして再洗濯ということもあったが、洗濯→乾燥と一連の流れで行うため、未乾燥のまま放置ということが起きない。洗濯の八割方を乾燥機を使用している状態である。ちなみに同様の理由によりベランダに干したまま三日以上放置という状態も起きない。放置癖のある人間には大きいメリットである。生活サイクルが乱れても一回でリカバリー、リセットが可能というのは自分みたいな人間には願ったり叶ったりである。

 

 機種特有のメリットとしては上記の水温選択である。並大抵の汚れなら15℃洗浄で十分。落ちにくい汚れ(皮脂汚れ等)なら40℃といった運用である。ただし注意点として高温になるにつれ、ヒートアップに時間がかかる。自分の場合、出勤前にセットして洗濯乾燥を済ませるため、あまりデメリットとしては捉えていない。

 

 乾燥(3~4kg)は概ね2時間半程度だが、仕事中、もしくは夜間にする場合はデメリットは感じない。

 

 総じて不満はない。機種自体のレビューにはならないが、洗濯乾燥機の導入により、家事へのリソースが減ったため、安定とは言わないが、以前より追いつめられることは格段に減った。