アルカリ熱水

 タイトルから何か科学的な話かと思うかもしれないが、今回は掃除の話である。

 

 現在、無職のため基本やることがない。そのため、実家の掃除を進めている。ハッキリ言って実家は相当に汚い。ゴミ屋敷というほどでもないが、基本的にエアコンやら空気清浄機やら「フィルタを最後に洗ったのはいつだ!!!」と言い放つ程度には親はそういうところは一切掃除しない。

 

 そんなこんなで今回は電子レンジを清掃していた。壁面は半ば炭化した油でギトギトであり、「油汚れならアルカリだろ」でドラッグストアに洗剤を買いに行った。そこで目についたのが「アルカリ電解水」。この電解水、かれこれ十何年ぐらい前から見かけるが、いまいち実態がわからないため使ったことがなかった。調べた結果、電気分解により生じた水酸化ナトリウム希薄水溶液であることが予想された。

そこで「アルカリ水溶液なら重曹水でいいだろ。ついでに加熱すればいいだろ」で重曹水を煮沸したものを布に染み込ませ拭き上げた。結果、汚れは落ちた。

 この重曹熱水、油汚れに強いため、ガスレンジ、グリル等々にも使える。ついでに皮脂汚れにも使えるため、クッションフロアのベタツキにも対応する。ただし強アルカリのため、保護手袋は必須。素手で使えば爛れる。

 

まとめ「油汚れ(皮脂汚れ)には重曹熱水が効く」